お料理をしているとき、「豚ひき肉300g」ってレシピに書いてあるけど、お家にスケール(はかり)がなくて「一体どれくらい…?」って困ってしまった経験はありませんか?
それに、ネットショッピングで見る「コーヒー豆300g」って、どのくらいの量なのかピンとこなくて、買うのを迷っちゃうこともありますよね。
でも、もう大丈夫!
この記事を読めば、300gが身近なものでどれくらいなのか、写真を見ながら楽しく実感できます。今日からお料理や買い物がもっとスムーズになる「重さの感覚」、一緒に身につけていきましょう♪
【結論】一目でわかる!300gの重さ早見表
時間がない方のために、まずは結論から!
300gの重さは、だいたいこれくらいです♪
ジャンル | アイテム例 |
食品 | りんご1個、お茶碗にしっかり盛ったご飯2杯 |
日用品 | ちょっと前のiPhoneなら約2台分、文庫本2冊 |
飲み物 | 350mlの缶ジュースや缶ビール1本 |
卵・乳製品 | Lサイズの卵5個、スライスチーズ約16枚 |
どうでしょう?少しイメージが湧いてきましたか?
これだけでも便利ですが、もっと詳しくなるとお料理がぐっと楽になりますよ♪
ここからは、もっと詳しく見ていきましょう!
【食品編】毎日の料理で役立つ!300gの目安を写真でチェック
やっぱり一番気になるのは、毎日のお料理で使う食材ですよね。
「これくらいかな?」が分かるようになると、お料理の腕も上がった気分になっちゃいます♪
実際に計ってみたので、写真と見比べてみてくださいね。
ご飯・肉・野菜の定番食材で比較!
- ご飯 300g
お茶碗(中くらい)にしっかり盛ると、だいたい2杯分くらい。コンビニのおにぎりだと、ちょうど3個分です。カツ丼や親子丼など、どんぶり一杯分のご飯もだいたい300gなので、お店の味をお家で再現するときの目安になりますね。スーパーで売っているパックご飯は1個200gのものが多いので、1個半で300gと覚えておくのも便利ですよ♪
- お肉・お魚 300g
お肉やお魚は、種類によって見た目が変わるので、それぞれ見ていきましょう。
- 豚肉・牛肉:スーパーで売られている豚こま切れ肉のプラスチックトレー、あれがだいたい250g~300gなんです。ハンバーグを作るなら、2~3人前のひき肉がこの量ですね。厚さ2cmくらいのステーキ肉なら、だいたい1枚分です。
- 鶏肉:鶏もも肉なら、だいたい大きめ1枚分。唐揚げにすると、7~8個分くらいになります。家族みんなが喜ぶ量ですね♪
- お魚:切り身のお魚なら、2切れ分が目安です。塩焼きにする鮭やサバも、2人分でだいたい300g前後ですよ。
- 野菜・果物 300g
野菜や果物は形で分かりやすいですよ♪ いろんな種類で比べてみましょう。
- 玉ねぎ:中くらいサイズ1.5個
- じゃがいも:中くらいサイズ2個
- キャベツ:1/4玉くらい
- ミニトマト:両手で一杯すくうくらい(約20個)
- りんご:大きめサイズ1個
- バナナ:中くらいサイズ3本
- いちご:中くらいのサイズで1パック(約15~20粒)
パスタ・ラーメンの麺類はどれくらい?
パスタの乾麺なら、だいたい3人前が300gです。
お友達と3人でランチする時にちょうどいい量ですね。
ちなみに、乾麺300gのパスタを茹でると、水分を吸って重さは2.5倍以上の約750gにもなるんですよ!すごいですよね。
ラーメンの生麺なら、お店で「大盛り」を頼むと出てくるのが2人前で300gくらい。
冷凍うどんなら1.5玉が目安です。
知っておくと便利!調味料300gはどれくらい?
お料理に欠かせない調味料。液体と粉や固形のものでは、同じ300gでも見た目が違うので注意です!
- 液体(お醤油・みりんなど):これは分かりやすいですね。計量カップで300mlを計ればOK!
- 固形・粉(お味噌・お砂糖など):お味噌なら、おたまにこんもり2杯分くらい。お砂糖(上白糖)は、計量カップでいうと2.5杯分くらいになります。
- 粉類(小麦粉・パン粉など):お料理でよく使う粉類も、重さと見た目が全然違うので面白いですよ。
- 小麦粉:計量カップだと3杯弱くらい。お菓子作りでたくさん使うときは、この感覚が役立ちます。
- パン粉:とっても軽いので、計量カップで5杯以上にもなります!ハンバーグのつなぎで少し使うだけなら、片手で軽く一杯すくうくらいが目安です。
【日用品編】身の回りの物で300gを体感してみよう
食品の次は、お家の中にある身近なもので300gの感覚を掴んでみましょう♪
いつも使っている「あれ」も、実は300gに近いかもしれませんよ。
手に持って確かめられる300g
まずは、いつも手に持っているもので試してみましょう。持ち慣れているものほど、重さの感覚が覚えやすいんです。
- スマホ・本・雑誌
最近のスマホは軽いものが多いですが、少し前のiPhoneなら2台で300gを超えてきます。そして、とっても分かりやすいのが文庫本。だいたい1冊150gくらいなので、2冊でちょうど300gになります。通勤中に読む本2冊分って思うと、イメージしやすいですよね。ちなみに、ハードカバーの小説なら1冊で300gを超えることも。週刊誌も300~400gくらいなので、良い目安になりますよ。
- お財布・コスメポーチ
カードや小銭がたくさん入ったあなたの長財布、もしかしたら300gに近いかも?革製の長財布に、カード類10枚、お札と小銭が少し入っていると、だいたい300gくらいになります。
そして、女性ならではのアイテムがコスメポーチ!ファンデーションのコンパクト、リップ、ハンドクリーム、小さなミラーなどを入れると、あっという間に300g近くになります。毎日持ち歩くものだからこそ、重さの感覚を覚えるのにぴったりですね♪
意外と身近な300gのアイテム
持ち歩くもの以外にも、お家の中には300gのヒントがたくさん隠れています。
- 紙・衣類
A4のコピー用紙は約75枚で300g。大人のTシャツなら、だいたい1枚半くらいです。厚手の靴下2足分や、少し厚手のフェイスタオル3枚分も、だいたい300gになります。
- ペットボトル・缶
300gの感覚を掴むのに一番おすすめなのが、350mlの缶ジュースや缶ビールです。中身と缶を合わせて約370gなので少し重いですが、持った感じの太さや重さがとっても参考になりますよ。500mlのペットボトルなら、半分より少し多めに飲んで、残りが4割くらいになったときが約300gです。
- 食器類
お気に入りのマグカップの重さって、気にしたことありますか?少し大きめの、陶器でできたマグカップは、だいたい300g前後のものが多いんです。毎朝使うものなら、自然と重さを覚えられますよね。ご飯を食べるお茶碗も、大きめのものなら300g近いかもしれません。
【挑戦してみよう】300gに近いのはどっち?重さ当てクイズ!
ここでちょっとひと休み♪
いろんなもので300gの感覚が分かってきたところで、クイズに挑戦してみませんか?
【第1問】
A:単一電池2本
B:ゴルフボール5個
正解は…Aの単一電池2本(約260g) でした!
ゴルフボール5個は約230gなので、単一電池の方が近いんですね。意外じゃないですか?
【第2問】
次は食べ物クイズです♪
A:ツナ缶(小)3つ
B:大きめのじゃがいも2個
正解は…Bの大きめのじゃがいも2個(約300g) です!
ツナ缶(小・70g)は3つで210gなので、じゃがいもの方がずっと近いんです。お料理の感覚が試されますね♪
【第3問】
最後はちょっと意地悪な問題かも?
A:CD(ケース入り)3枚
B:フェイスタオル3枚
正解は…なんと、どっちもほぼ同じくらい(約300g) でした!
CDもタオルも、だいたい1枚100gくらいなんです。見た目や素材が全然違うのに、同じ重さだなんて面白いですよね。
【実践】はかりが無い時に便利!300gの計量方法
「やっぱり、いざという時にお家にはかりがない!」
そんな時に使える、ちょっとしたワザをご紹介します。
- 計量カップや大さじを使う
お水なら300ml=300gですが、小麦粉などの粉類は軽いので注意!小麦粉300gは、200mlの計量カップで山盛り3杯くらい必要になります。
- 商品のパッケージをヒントにする
スーパーで売られているお豆腐は、1丁150gや300gのものが多いです。バターなら1箱200gなので、それに卵2個(約100g)を足すと、だいたい300gになります。こんな風に、パッケージの重さを組み合わせるのも賢い方法ですね♪
【趣味・実用編】こんな場面でも役立つ300gの知識
お料理以外でも、300gの感覚は色々な場面で役立ちますよ。
「そういえば、あれも300gくらいかな?」と、暮らしのアンテナが広がります。
手芸好き必見!毛糸300gで編めるもの
手芸が好きな方なら、毛糸の重さが気になりますよね。
お店で毛糸を買うとき、重さで何が作れるか分かると、計画が立てやすくなります。
- 並太の毛糸300g:一般的な太さの並太なら、大人用のマフラーや、シンプルなニット帽くらいなら編めちゃいます。ハンドウォーマーなら2~3組作れる量です。1玉40gの毛糸なら7~8玉分ですね。
- 極太の毛糸300g:ざくざく編める極太の毛糸なら、ボリュームのあるスヌードや、小さめのショルダーバッグも作れます。編み上がりが早いので、プレゼントにもいいかもしれません♪
アウトドアで実感!荷物300gの軽量化インパクト
キャンプや登山では、荷物は1gでも軽くしたいもの。
この「300g」が、実はとっても大きな違いを生むんです。
- 300gの重みとは?:300gは、フルーツの缶詰1個分、または文庫本2冊分。これをリュックから一つ減らすだけで、肩への負担がぐっと軽くなり、翌日の疲れ方が全然違う…なんてことも。
- パッキングの目安に:キャンプで使う調味料セットや、予備のガス缶1本がだいたい300gくらい。ヘッドライトと予備電池を合わせても近いです。「この300gを、もっと軽いものに置き換えられないかな?」と考えるのが、パッキング上級者への第一歩です。
釣り好きなら知りたい?300gの魚ってどのくらい?
もし釣りをされる方なら、300gのお魚はなかなかの大物!釣れたときの喜びもひとしおです。
- アジなら:25cmを超える「尺アジ」に迫る良型サイズ。お刺身にしても食べごたえがあります。
- カサゴやメバルなら:こちらも25cmを超える大物。煮付けにすると最高ですね♪
- キスなら:天ぷらにすると美味しいキスなら、数匹まとめて300gくらいになります。
ガーデニング好きなら?土300gの感覚
お庭仕事が好きな方にも、300gの感覚は役立ちます。
300gの土は、だいたい小さな3号ポット(直径9cm)にちょうど入るくらいの量です。
買ってきた花の苗を、一回り大きなプランターに植え替えるとき、「あとどれくらい土を足そうかな?」という目安になりますね。
両手でふんわりと一杯すくうと、だいたい300gに近い感覚ですよ。
【豆知識】暮らしの中の「300g」
知っていると「へぇ~!」となる、300gにまつわる豆知識です。
暮らしのちょっとした場面で、今日の知識が役立つかもしれません。
郵便物の送料が変わる?300gの壁
フリマアプリなどで小物を送るとき、定形外郵便(規格内)の送料は重さで変わります。
実は、250gが料金の大きな分かれ道。
- 250gの壁:250gまでなら送料は250円ですが、それをたった1gでも超えると、次の500gまでの料金(390円)になってしまうんです。
- 梱包すると超えやすい300g:例えば、お気に入りの本を友達に送りたいとき、文庫本2冊(約300g)は、それだけで250gを超えていますよね。さらに、雨に濡れないようにビニールで包んで、プチプチの封筒に入れると、あっという間に重さが増してしまいます。送る前に「これは300gくらいありそうだから、料金が変わるかも」と意識できると、送料で慌てずに済みますね。
通販サイトで「300g」を見たらどう考える?
おしゃれなパッケージのコーヒー豆やナッツ、300gで売られているのをよく見かけませんか?
これには、美味しく使い切れる「ちょうどいい量」という理由があるんです。
- コーヒー豆300g:毎日1杯(豆12g~15g)飲む人で約3週間~1ヶ月分。豆のままだと香りが長持ちしますが、挽いてもらうと手軽ですよね。300gは、どちらで買うか決めるのにもちょうどいいお試しサイズなんです。
- ナッツやドライフルーツ300g:こちらも人気のサイズ。毎日少しずつつまむと、だいたい2~3週間で食べきれる量です。大袋だと湿気てしまう心配がありますが、300gなら美味しいうちに食べきれる、嬉しいサイズ感ですね。
比較で納得!300gと500gはどれくらい違う?
最後に、300gの感覚をもっと確かにするために、500gと比べてみましょう。
このひと手間で、あなたの「重さ感覚」はもっとレベルアップしますよ!
左手にはりんご1個(約300g)、右手には500mlのペットボトル(約500g)を持ってみてください。
どうですか?ただ持つだけでも重さの違いが分かりますが、少しだけ上下に揺らしてみましょう。
ペットボトルのほうが、ずしりと腕に重みが乗ってくるのが感じられませんか?
これが「200gの差」です。
文庫本2冊(300g)と、小さめの辞書(約500g)で比べてみるのもおすすめです。
見た目の大きさは似ていても、持ち上げたときの重さの違いにきっと驚くはずです。
この「200gの差」が分かると、スーパーでお肉のパックを持ったときにも「これは300gより少し少ないかな?」なんて、感覚で分かるようになってきますよ。
【まとめ】300gの感覚を掴んで暮らしを豊かに
いかがでしたか?
300gがどれくらいの重さか、身近なものでたくさん実感できたでしょうか。
- 300gは、りんご1個、お茶碗2杯のご飯、文庫本2冊くらい。まずはこの基本を覚えましょう。
- はかりがなくても、計量カップや身の回りにある商品のパッケージを組み合わせれば、意外と正確に計れます。
- 料理や趣味、荷物の準備など、暮らしのいろんな場面で「300g」の感覚はあなたの味方になってくれます。
今日からあなたも「重さマスター」♪
お料理や買い物のときに「あ、これくらいが300gだな」って分かるようになると、レシピを見るのがもっと楽しくなったり、買い物がスムーズになったり、毎日がもっと豊かになるはずです。
ぜひ、今日の知識を暮らしの中で役立てて、楽しんでみてくださいね。