こんにちは!
新幹線での旅行や出張、ワクワクしますよね✨
でも、乗っているときに急な電話がかかってきて「どうしよう!」って焦ったり、「指定席が満席で、どこにいたらいいんだろう…」って不安になったりした経験、ありませんか?
そんな時に頼りになるのが、客室の外にある「デッキ」というスペースなんです。
この記事では、「デッキってそもそもどこにあるの?」という基本から、電話や立ち乗りのマナー、知っていると便利な使い方まで、初心者さんにも分かりやすく、やさしく解説していきます。
これを読めば、もう新幹線で迷わない!
もっと快適に、安心して過ごせるようになりますよ♪
【はじめに】これだけ守ればOK!デッキの基本ルール4つ♡
むずかしいことはありません♪ まずは、この4つのポイントだけ、ふんわり覚えておけば大丈夫ですよ。
- 📞 電話はデッキで!周りの人に少しだけ配慮すれば、気兼ねなくお話しできます。
- 🧍♀️ 立ち乗りは自由席が満席ならOK!混雑時はお互いさま。譲り合いの気持ちで利用しましょう。
- 🥪 飲食は匂いの少ない軽食まで!周りへの配慮を忘れずに。長時間の居座りはNGです。
- 👜 大きな荷物は置き場所に注意!みんなの通り道をふさがないように、スマートに置きましょう。
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!
① 新幹線で電話するならデッキへ!通話場所とスマートなマナー
急な電話や、ちょっとした連絡をしたい時。客席だと周りの目が気になりますよね。
そんな時は、迷わずデッキへ行きましょう!
どうして客席での電話はNGなの?
新幹線の客席は、お仕事を頑張る人、静かに本を読みたい人、ゆっくり休みたい人など、いろいろな人が同じ時間を過ごす特別な空間です。
みんながリラックスできるよう、プライベートなお話やビジネスの連絡は、客室の外にあるデッキでするのが、やさしい大人のマナーなんです。
通話OKな場所はここ!
車両と車両のつなぎ目にあるデッキなら、気兼ねなく通話ができます。
さらに、最近の東海道新幹線などには、Web会議もできる「ビジネスブース(お仕事用の個室)」が7号車にあることも!
予約が必要ですが、周りを一切気にせず集中したい時には本当に便利。
中には小さなテーブルと椅子、コンセントもあって、まるで自分だけの小さなオフィスのようですよ。
【POINT】 電話をする時のやさしい心づかい3つ
- 声の大きさは「ひそひそ声」で:デッキは意外と声が響くもの。「静かなカフェでお隣の人に話しかけるくらいのボリューム」を意識すると、とってもスマートです。
- 長電話は避けるのがベター:5分以内くらいを目安に、手短に済ませましょう。「他の人も使いたいかもしれない」という気持ちを持つと、自然と会話もコンパクトになりますよ。
- ドアの近くは避けて立つ:人の乗り降りの邪魔にならないように、壁際にそっと立つのがおすすめです。特にお手洗いのドアの前やゴミ箱の近くは、人が頻繁に通るので避けてあげると親切ですね。
② 立ち乗りはOK?自由席・指定席デッキのルール
「自由席が満席で座れない…」そんな時も、デッキを使えば大丈夫。
でも、ここにもちょっとしたルールがあるんです。
自由席が満席の時
デッキや通路で立つことは認められています。混雑時はお互いさま。
ただし、人の行き来が激しいので、邪魔にならないように壁際に寄り、リュックは前に抱えるなど、少しだけ配慮できると素敵です。
「すみません」と声をかけられたら、にこやかに道を開けてあげたいですね。
指定席やグリーン車のデッキは?
指定席のデッキは、基本的にその車両の指定席券を持っている人のためのスペースです。
満席だからといって、自由席のチケットで指定席のデッキにずっといるのは、マナーとして避けましょう。
特にグリーン車のデッキは、グリーン券を持つお客さまのための、より静かで特別な空間。
その雰囲気を大切にするためにも、利用は控えるのが安心です。
【POINT】 混んでいるデッキで気をつけたいこと
- 大きな荷物で通路をふさがない:キャリーケースは足元にしっかり寄せ、トートバッグなども広げっぱなしにしないようにしましょう。
- 友達と横に並んでおしゃべりに夢中にならない:楽しいおしゃべりも、混雑時は縦に並ぶなどして通路を確保。周りを見る余裕を持つのが大切です。
- スマホの音漏れに注意する:イヤホンをしていても、意外と音は漏れているもの。再生する前に一度ボリュームを確認するクセをつけると良いですね。
③ デッキでの飲食や座り込みはどこまで大丈夫?
デッキでちょっと一息。
そんな時、飲食や座り込みはどこまでOKなのでしょうか?
飲食は「匂いの少ない軽食」ならOK
おにぎりやサンドイッチ、パン、クッキー、ペットボトル飲料など、周りに匂いが広がりにくいものなら大丈夫。
でも、ハンバーガーやフライドポテト、カップ麺、カレーパンといった、食欲をそそる匂いが強い食べ物は、客席と同じように控えるのがやさしさです。
④ 大きなスーツケースやベビーカーはどこに置く?
旅行の時の大きな荷物、置き場所に困りますよね。
スマートな置き場所を知っておきましょう。
大きなスーツケースは予約がおすすめ!
最近の新幹線では、3辺の合計が160cmを超える大きな荷物(特大荷物)を持ち込む場合、「特大荷物スペース」の事前予約が必要になりました。
これは一部の座席の後ろにある専用スペースで、予約時に「特大荷物スペース付き座席」を選ぶだけ。
ネット予約でも簡単に指定できるので、大きな荷物がある時はぜひ活用してくださいね。
デッキの荷物置き場を上手に使うコツ
デッキにも荷物置き場はありますが、早い者勝ちでスペースも限られています。
置く時は、他の人が荷物を取り出しやすいように少しだけ隙間を空けてあげたり、スーツケースを縦に置いたりして、スペースを有効活用する工夫ができると素敵です。
ベビーカーを置く時
基本的には折りたたんで、邪魔にならないように置きましょう。
揺れで動かないように、車輪のストッパーをかけたり、壁にしっかり寄せたりしておくと安心です。
乗る前にホームで畳んでおくと、乗り降りがとってもスムーズになりますよ。
⑤【裏ワザ】旅がもっと快適に!知って得するデッキ活用術
実はデッキには、知っていると旅がもっと楽しくなる使い方がたくさんあるんです♪
- 気分転換にぴったり!ずっと座っていて体が固まったら、デッキで軽く伸びをしたり、窓から流れる景色をぼーっと眺めたり。客席とはまた違う角度からの車窓は、新鮮な気持ちにさせてくれますよ。
- 待ち合わせや軽い打ち合わせにお友達と違う号車に乗った時の待ち合わせ場所としても便利です。「5号車のデッキでね!」と決めておけば、人混みの客席で探す手間が省けます。次の駅で降りる前に、軽く段取りを確認するのにも使えますね。
⑥ そもそもデッキってどこ?何があるの?
「デッキ、デッキって言うけど、そもそもどの部分のこと?」という方のために、基本のキをご紹介しますね。
デッキは「車両と車両のつなぎ目」
客席のドアを開けて外に出た、あのスペース全体がデッキです。次の車両に移る時の通り道でもあります。
デッキにある便利な設備
- トイレ・洗面所:最近のトイレは本当にキレイ!洗面台も鏡が大きくて、到着前のお化粧直しにぴったりです。
- ゴミ箱:燃えるゴミ、ビン・カンなど、分別しやすくなっています。
- 荷物置き場:スーツケースなどを置けるスペースです。
- 緊急用の通話装置:万が一の時に乗務員さんと話せる装置です。
- 一部の車両には…:喫煙ルームや、体の不自由な方・気分が悪い方のための多目的室もあります。
車両によってちょっと違う!
東海道新幹線の「N700S」という新しい車両はデッキが少し広めで開放感があったり、北陸新幹線の車両は和紙や木目調のデザインが使われていて落ち着いた雰囲気だったり。乗るたびに「今回はどんなデッキかな?」と観察してみるのも、旅の小さな楽しみになるかもしれませんよ♪
⑦ 新幹線デッキの“ちょっと気になる”Q&A
素朴な疑問に、一問一答でお答えします!
「これってどうなの?」と思うような、細かいけれど知っておくと安心なポイントを集めてみました。
- Q. デッキにコンセントはありますか?A. 残念ながら、デッキには基本的にコンセントはありません。充電は客席の窓側や最前列・最後列の壁、またはアームレストにあるコンセントを使いましょう。スマホの充電が心配な方は、モバイルバッテリーを一つ持っておくと、旅の安心感がぐっと増しますよ。
- Q. デッキの温度は?夏は暑くて、冬は寒い?A. 客室ほどではありませんが、空調は効いています。でも、駅に着くたびにドアが開いて外気が入ってくるので、夏は少しもわっと暑く、冬は少しひんやりと感じることがあります。特に冬場は、さっと羽織れるカーディガンやストールが1枚あると、温度調節ができてとっても便利です。
- Q. デッキでもWi-Fiは使えますか?A. はい、使えます!新幹線のフリーWi-Fiはデッキにも届きます。ただ、客席に比べると少し電波が弱かったり、トンネルに入ると途切れやすくなったりすることも。簡単な調べ物やSNSのチェックくらいなら問題ありませんが、大事なデータの送受信などは、電波が安定している客席に戻ってからの方が安心かもしれません。
- Q. 次の駅で降りる時、早めにデッキで待っていてもいい?A. はい、大丈夫です!乗り降りをスムーズにするためにも、むしろおすすめです。到着のアナウンスが流れたら、忘れ物がないか座席周りをしっかりチェックして、荷物を持ってデッキで待っていると、降りる時に慌てなくて済みます。ただ、あまり早くから通路を塞いでしまうと他の方の迷惑になるので、到着の2〜3分前くらいがスマートですね。
まとめ
新幹線のデッキの使い方、いかがでしたか?
「ただの通路だと思っていた」という方も、意外とたくさんの役割やマナーがあることに気づいていただけたかもしれませんね。
たくさんの人が同じ時間を過ごす新幹線だからこそ、一番大切なのは、お互いを思いやる**「やさしい気持ち」**です。電話の声量を少しだけ気にしたり、荷物の置き方を工夫したり、通路を譲り合ったり…。そんな小さな心づかいの積み重ねが、みんなにとっての快適な空間をつくります。
今回ご紹介したマナーやコツを、次の旅で少しだけ意識してみてください。きっと、今までよりもっと安心して、心に余裕を持って新幹線での時間を楽しめるはずです。
デッキを上手に活用して、素敵な旅になりますように♡