【編み物初心者さんへ】高いボードは不要♪身近なもので叶える「きれいな仕上げ」

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暮らし

心を込めてひと目ひと目、ていねいに編み上げた大切な作品。

そのままでも十分素敵ですが、最後の「魔法」をかけてみませんか?

その魔法とは、編み物好きさんの間ではおなじみの**「ブロッキング」**という仕上げ作業のこと。このひと手間を加えるだけで、編み目がきれいに整い、レース模様はくっきりと浮かび上がり、作品のクオリティがぐっと上がるんです♪

でも、その時に使う「ブロッキングボード」って、意外とお値段が張ったり、大きくて収納場所に困ったりしますよね…。

「もっと気軽にブロッキングを試してみたい!」

そんなあなたのために、この記事ではお家にある身近なもので、お金をかけずにブロッキングができちゃう裏技をたっぷりご紹介します。

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あなたにピッタリはどれ?代用品を選ぶ3つのチェックポイント

「代用品がたくさんあって、どれを選べばいいか分からない…」

そんな方のために、まずはあなたにピッタリの代用品を見つけるための、簡単なチェックポイントを3つご紹介します♪

  1. 作品のサイズに合っている?

    靴下やモチーフなどの小物なのか、ショールやウェアなどの大物なのか。作りたい作品の大きさに合わせて、ぴったりのものを選びましょう。

  2. 水分に強い?

    作品をしっかり濡らす「水通し」をするのか、蒸気をあてる「スチーム」をかけるのか。ブロッキングの方法によって、必要な水の強さが変わってきます。

  3. ピンの刺しやすさと固定力は十分?

    作品をきれいに形作るには、ピンでしっかり固定することが大切です。ピンが刺しやすく、抜けてきにくいものを選ぶのがポイントですよ。

【目的別】ブロッキングボード代用アイデア7選

それではさっそく、目的別に便利な代用アイデアを、さらに詳しく見ていきましょう!それぞれのアイテムの個性や、使いこなすためのちょっとしたコツもご紹介しますね。

【手軽さ重視】サッと準備してすぐ使える代用アイデア

1. バスタオル

いつもそばにいてくれる、頼れるバスタオル!思い立ったらすぐに使えるのが何よりの魅力です。特にカシミヤやベビーアルパカなど、繊細な糸で編んだ作品を優しく包み込んでくれます。

  • メリット: ほとんどのお家にあるのですぐに使える。柔らかいパイル地が作品を傷つけません。
  • デメリット: たっぷり水分を吸うので乾きにくいことと、繊維が柔らかいためピンが少し安定しにくいのが難点。
  • ワンポイント: 床が濡れないように、下に防水シートや大きなゴミ袋を広げておくと安心です。ピンを安定させるには、少し使い古したタオルや、パイルの短いタオルを選ぶのがおすすめ。複数枚重ねて厚みを出すと、ぐっと使いやすくなりますよ♪

2. クッション

リビングのクッションも、小さな作品にはぴったりのブロッキングボードに早変わり。グラニースクエアやコースター、あみぐるみのパーツなど、ちょっとしたものを乾かすのにとても便利です。

  • メリット: 小さなモチーフや靴下など、小物のブロッキングに手軽に使えます。
  • デメリット: 大きさが限られることと、表面がふっくらしているので完全に平らに仕上げるのには向きません。
  • ワンポイント: 中綿がしっかり詰まった、形が崩れにくい硬めのソファクッションやフロアクッションを選んでみてくださいね。ピンで固定したあと、壁に立てかけておくと省スペースで乾かせます。

【仕上がり重視】しっかり固定できる安定の代用アイデア

3. 発泡スチロール

軽くて扱いやすく、ピンも「サクッ」と気持ちよく刺さる優秀なアイテム。家電製品の梱包材として入っていたものを再利用したり、100円ショップやホームセンターで手軽に購入できます。

  • メリット: 軽くて持ち運びが楽ちん。カッターで好きなサイズに加工しやすく、安価で手に入ります。
  • デメリット: 繰り返し使うとピンの穴が広がって固定力が弱まったり、表面がポロポロと崩れてきたりすることがあります。
  • ワンポイント: 上に一枚、使い古したTシャツやなめらかな布を被せてあげると、作品に優しく、見た目も可愛くなります。布で包んで裏側をテープで留めれば、オリジナルのボードが完成です!

4. コルクボード

ピンを「キュッ」としっかりホールドしてくれるので、形をきっちり決めたい時に大活躍!木枠付きのものなら、歪む心配もなく、カチッとした仕上がりが期待できます。

  • メリット: ピンがしっかり刺さって抜けない安定感はピカイチ。丈夫で長持ちします。
  • デメリット: 少し重さがあり、水分を吸うと歪んだりカビの原因になったりすることも。水濡れ対策は必須です。
  • ワンポイント: 水通しをする際は、食品用ラップをぴったり巻きつけたり、大きなビニール袋でボード全体を覆ってテープで留めたりして、しっかり防水してあげると安心ですよ。

5. ダンボール

ネット通販などで手に入りやすいダンボールも、ひと工夫で立派なボードに変身する、エコで賢い選択肢です。

  • メリット: 無料で手に入り、好きな大きさに加工しやすいのが最大の魅力。複数枚重ねれば強度もアップします。
  • デメリット: 水に非常に弱く、濡れるとふにゃふにゃになってしまいます。また、表面の凹凸が作品に響かないような工夫も必要です。
  • ワンポイント: これは必須! まずはダンボールを大きなビニール袋で完全に包み、次にその上から古いバスタオルやシーツなどの厚手の布で覆ってから使いましょう。この二重のガードで、水気と凹凸の両方から作品を守ってあげてくださいね。

【大物作品向け】ショールもお任せ!広々代用アイデア

6. ヨガマット

意外な伏兵、ヨガマット!滑りにくく、大きな作品も悠々と広げられるのが魅力です。表面の素材が水を弾き、適度な弾力がピンを優しく保持してくれます。

  • メリット: 滑りにくく安定感◎。撥水性があるものが多く、ガイドライン付きのマットならまっすぐ形を整えるのに役立ちます。
  • デメリット: 高密度で薄いタイプのマットは、素材によってはピンが少し刺しにくい場合があります。
  • ワンポイント: 頭が平らで持ちやすい「Tピン」を使うのがおすすめです。指でぐっと押し込みやすく、マットの中にピンが埋もれてしまうのを防げます。使い終わったらくるくる丸めて収納できるのも便利♪

7. ジョイントマット・マットレスパッド

お子さま用のプレイマットや、ベッドのマットレスパッドも、大きな作品を仕上げる時の強い味方。特にジョイントマットは、編み物好きさんの間で大人気のアイテムです。

  • メリット: 広々とした面積を確保でき、大判ショールやウェアに最適。特にジョイントマットは、作品に合わせて形や大きさを自由自在に変えられます。
  • デメリット: 収納に場所を取ることと、マットレスパッドは乾かすのが少し大変なことも。ジョイントマットは、繋ぎ目が作品に響かないよう注意が必要です。
  • ワンポイント: 必要な分だけ繋げて使えるジョイントマットは、三角ショールなら三角形に、セーターならパーツごとに広げたりと、応用力抜群。大きさの調整ができてとっても便利ですよ。

【完全ガイド】代用品でもプロ級の仕上がり!ブロッキング実践講座

ぴったりの代用品が見つかったら、いよいよ実践です!

ちょっとしたコツを押さえるだけで、仕上がりがプロ級に変わりますよ♪

まずは素材をチェック!ブロッキング方法の選び方

あなたが編んだ毛糸はどんな素材ですか?素材によって、ぴったりの方法が少し違います。

  • ウール、コットンなど(天然繊維): たっぷりお水を含ませる**「水通し」**がおすすめ。
  • アクリルなど(化学繊維): 蒸気の熱で形を整える**「スチーム」**が向いています。
  • 注意点: アクリル毛糸にスチームを当てる時は、アイロンを近づけすぎると毛糸が溶けてしまうことがあるので、2〜3cm離して蒸気だけを優しくかけてあげてくださいね。

【超重要】仕上がりに差がつく「ピン打ち」4つのコツ

ここが一番の頑張りどころ!でも、難しくないので安心してくださいね。

  • コツ1:「辺はまっすぐ、角は直角」を意識する

    メジャーを当てながら、歪まないように優しく形を整えてあげましょう。

  • コツ2:レース模様の「透かし」を美しく引き出す

    レースの穴(透かし模様)が一番きれいに見えるポイントを探して、優しく引っ張りながらピンで留めます。

  • コツ3:ピンはケチらず「均等な間隔」で多めに打つ

    ピンの間隔が広いと、乾いた時に波打ったような跡がついてしまうことも。少し面倒でも、均等にたくさん打つのが美しさへの近道です。

  • コツ4:ショールなどの直線出しに!ブロッキングワイヤーの代用

    ステンレス製の細い棒(園芸用の支柱など)を作品の端に通してからピンで固定すると、驚くほどまっすぐなラインが出せますよ。

完全に乾かすのが鉄則!乾燥時間の目安と時短の裏技

一番大切なのは、焦らずに**『完全に乾くまで』**待つことなんです。

  • 基本は自然乾燥で、風通しの良い場所に置いてあげましょう。
  • 扇風機やサーキュレーターの風を優しく当ててあげると、少しだけ時間を短縮できます。
  • 「乾いたかな?」と触ってみて、ひんやりしなくなったらOKのサインです♪

【お悩み解決】ブロッキング代用のよくある質問(Q&A)

最後に、みなさんが疑問に思いそうなことを、さらに詳しくまとめてみました。これさえ読めば、ブロッキングの不安もきっと解消されるはずです♪

Q. ピンが錆びて作品に色が移るのが心配…

A. その心配、とってもよく分かります!せっかく編んだ作品に錆の色がついてしまったら悲しいですよね。だからこそ、ピン選びはとても大切なんです。

一番のおすすめは、手芸屋さんや100円ショップの手芸コーナーで売っている**ステンレス製の「Tピン」や「シルクピン」**です。ステンレスは水に強くて錆びにくいので、水通しをする時も安心して使えますよ。お裁縫用の普通のまち針は、濡れると錆びてしまうことがあるので避けた方が無難です。大切な作品を守るために、ぜひ「ステンレス製」を選んであげてくださいね。

Q. アクリル100%の毛糸でも効果はありますか?

A. はい、もちろん効果はありますよ♪ ただし、ウールなどの天然繊維とは少し性質が違うので、コツが必要です。

アクリルは熱で形が記憶される性質を持っているので、**「スチームブロッキング」**がぴったり。アイロンのスチームを2〜3cm離れたところから優しく「シューッ」とかけてあげると、編み目がふっくらと整います。注意点は、絶対にアイロンを直接当てないこと!熱で溶けてテカテカになってしまうので、必ず浮かせて蒸気だけを当ててくださいね。心配な方は、編み地の切れ端で試してから本番に臨むと安心ですよ。

Q. 大きな作品を乾かすスペースがありません…

A. 大きなショールやウェアは、広げる場所を確保するのが大変ですよね。そんな時は、いくつかの方法がありますよ。

ひとつは、使っていない時のお風呂の蓋の上を活用する方法。ここなら湿気も気になりにくいですね。もうひとつは、作品の半分ずつ、2回に分けてブロッキングするというテクニック。まず半分をブロッキングして乾かし、その後で残り半分を行うんです。境目がくっきりつかないように、少し重ねてピン打ちするのがコツですよ。これなら省スペースで挑戦できますね。

Q. もっと安く、手軽にボードを作れませんか?

A. もちろん作れます!一番人気で高コスパなのは、100円ショップの**「ジョイントマット」**を組み合わせる方法です。パズルのように繋げられるので、小さなものから大きなものまで、作品のサイズに合わせてボードの大きさを自由に変えられるのが最大の魅力。使わない時はバラしてしまっておけるのも嬉しいポイントです。

もし、もっと大きなものが一枚で欲しい場合は、ホームセンターで安価な「断熱ボード」などを探してみるのも良いかもしれません。工夫次第で、自分だけのお手軽ボードが作れますよ。

Q. ブロッキングしたら、思ったよりサイズが変わってしまいました…

A. それは「編み物あるある」なので、落ち込まないでくださいね!糸はブロッキングでリラックスすると、本来の伸びやかさを取り戻して少し大きくなったり、逆に目が詰まって少し小さくなったりすることがあります。

これを防ぐために大切なのが、編み始める前の**「ゲージ(スワッチ)を編んで、ブロッキングしてみる」**ことなんです。本番と同じようにゲージをブロッキングすることで、仕上がりサイズを予測できるんですよ。もしサイズが変わってしまっても、もう一度濡らして優しく形を整え直せば、ある程度は調整できることも。次の作品を編む時の大切な経験として、ぜひ覚えておいてくださいね。

まとめ:【一覧表】あなたにピッタリの代用品を見つけよう!

いかがでしたか?あなたにピッタリの代用品は見つかりましたか?

最後に、今日ご紹介したアイデアを一覧表にまとめました。

代用品 手軽さ 仕上がり コスパ 大きさ 注意点
バスタオル ★★★ ★☆☆ ★★★ 乾きにくい、ピンが不安定
発泡スチロール ★★☆ ★★☆ ★★★ 耐久性が低い
コルクボード ★☆☆ ★★★ ★★☆ 水に弱い
ダンボール ★★☆ ★★★ ★★★ 水濡れ絶対NG
ヨガマット ★★☆ ★★★ ★☆☆ ピンが刺しにくい素材も
マットレスパッド ★☆☆ ★★★ ★☆☆ 収納・乾燥に場所を取る

さあ、あなたの素敵な作品をもっと輝かせてあげましょう!

まずはご自宅にあるもので、気軽に試してみてくださいね♪

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